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2015年5月21日 (木)

映画:ゴッドファーザーパート2

この映画、何度見た事かわからないくらい見ている。生涯見た映画で3本あげてと言われたら、間違いなく、この映画は入る。もちろん、パート1も素晴らしいけど、この映画も前作を上回るくらい素晴らしい。

まずオープニングのマイケルに挨拶をするシーン1つとっても、あのアルパチーノの表情が何とも言えないくらいうまい。あの、手にキスをしている相手に対して、興味がないと思えるような表情。パート1でも思ったが、この映画、やはりアルパチーノの演技は光っていると思う。パート1でのイタリアンレストランでの警官とソロッツォを殺すシーンも、あの表情は見ていてもはらはらするし、素晴らしい俳優だと思う。なんで、この映画で主演男優賞がとれないのかがわからない。
今回見て思ったのが、最後のほうのシーンでトムが引き抜きにあっている事に対して、マイケルが不信感を持っているシーン。ロスとの交渉も、トムをはずしておこなっていたが、信じられるのはトムだけと、マイケル本人がロスと交渉を行なうが、兄のフレッドの裏切りによって、またトムすら信じられなくなってしまう。家に帰っても、誰も出迎えてくれる人もいない。組織は巨大化するけど、マイケル自身から人が離れていく。
コッポラは、どんな人物も、セリフがない登場人物ですら、見事に描きだしてくれる。例えば、フランクの兄として公聴会で出てくるが、顔の表情だけ見ても、気難しいで弟思いと言う事がわかる。
ラストはラストで、前作のような皆殺しではなく、静かに終っていく。前作あれだけ完成されながらも、さらに完成させるのは、マリオプーツオとコッポラの脚本の素晴らしい事でしょうね。以前、小説ゴッドファーザー少し読み始めた事があるのですが、最初の結婚式のシーンだけでも、かなりページ数を裂いているのにも関わらず、この文章の殆どを映像化していると感じた。これは、本当に恐るべき事と思った。
とても200時間もある映画とは思えないくらい見せてくれる。そして、ビートコルレオーネとのマイケルコルレオーネの対比。いつも思うんだけど、パート1でマイケルがシチリアに逃げたときにドントマシーノが片足を引きずっていたけど、このパート2でそれが明かになるけど、最初からこの全体像ができていたのかな。
この映画を見てしまうと、ここ最近の映画が、面白いと思えなくなってしまう。
今回から映画に点数をつけてみます。
10点満点で
ゴッドファーザーパート2
10点(この映画を基準とします)。

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