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2015年2月20日 (金)

映画:初恋のきた道

北京オリンピックの開会式の演出を行なった、チャンイーモー監督の映画。正直、上海ルージュや高倉健主演の単騎、千里走るなどは、そんなに素晴らしいと思えなかった。レンタルにも無く、いつか見れたら程度で思っていたところ、先日、ラジオでこの映画を絶賛してる女優さんかな?がいて、どうしても見たくなり、結局DVDを買ってきた。

この物語が、父親が亡くなり葬儀に村に帰ってくるところからはじまる。そこで母親が、昔からの風習で亡くなった父親が帰り道がわからなくならないように棺を担いで帰りたいと言う。しかし、若者がいなく、担いで村に帰るにはお金で人を雇うしかないと言う話になる。何故、そこまで母親が、父親の事をそこまで思うのかを出会いから回想が始まる。
まず、この映画の素晴らしいのは、現代がモノクロで過去がカラーだと言う事。あの頃は、父も母も輝いていたといわんばかりの演出。そして、チャンツィーの演技の素晴らしさでしょうか。最後のシーンでも使われていましたが、あの首を少し振りながら走るシーンは映画史上に残るシーンではないでしょうか。そして、この映画、チャンツィーの後ろ姿のシーンが多いのだけど、後ろ姿でも、チャンツィーの顔の表情がわかるくらい素晴らしい。そして、この相手役の先生が、全然かっこよくないのも見事。どこでもいるような若者を選んだあたりも、素晴らしい。あくまでも、このチャオディから見た世界だけ。
日本にいると、中国の農村がどのようなとこか、わからないが、18歳の設定で、あのように純粋無垢なところが、少し違和感を感じた。あれが、16歳の設定だとなんも思わなかっただろう。けど、中国の農村ってあんな感じなのも知れない。あともう1つ違和感を感じたのが、あれだけ無口だった母親が、バー様になって、よくしゃべるのもちょっと・・・(笑)。
たった1時間30分くらいの映画で、ただ初恋の彼氏を待つだけの話なのに、ただただけなげで泣けてきます。
2年ぶりに再開するエピソードのシーンは号泣しました。とても素晴らしい映画です。

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