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2014年2月 3日 (月)

映画:アントキノイノチ

なんだろう、とっても重い題材の話だし、とてもいい映画だと思うけど、思った程感動しなかった。最後のゆきの遺品を整理するところにしても、永島のつらさが見えてこないせいもあるんだと思う。きっと、そこまでの永島とゆきの関係や気持ちが、見ている側に伝わらなかったからだと思う。過去を告白するシーンにしても、2人の辛い過去が、感情移入できる程伝わらなかった気がする。

永島の過去のエピソードはとても、見ていて辛い話で、なんだろう・・・あの不安な感じが、なんとも言えず、うまく見せてくれたと思う。それに、現代の永島の演技より過去の永島の演技のほうが岡田将生はよかった気がする。もう少し頑張れば、もっと引き込まれていたと思う。
最後の、ゆきが亡くなるエピソードは必要なのか?と思ってしまう。そこをもう少し深く演出してくれないと、なんだ?と思ってしまう。
しかし、この遺品整理・・・。今、自分にとって一番大切な人の遺品整理ってできると思うと、色んな事を考えさせられる。
山登りでのエピソードに滑落しそうになる。この時、死ぬのが怖いと思う。たぶん、監督は、人間は本当に死ぬ寸前になって、生の素晴らしさに気がつく事を言いたかったと思うけど、あの演出で、いまいち伝わらない。
生きる、素晴らしさ。そして、人を愛する事。愛される事。今、その愛する人に何ができるのか?死んでしまってから、和解もできい。ただ、後悔の涙だけがあふれてくるだけ。
とってもいい映画なんだけど、もう少しうまく映像化してほしかったかな。
余談ですけど・・・。
このカメラマン、ドキュメンタリータッチで撮影しようとしたのか、それとも実験的な映像を撮ろうとしたのか、細かいテクニックを使っていた気がする。それが良い方向にも触れる事もあるけど、それがへんに見えてしまって、残念。

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