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2012年12月10日 (月)

最後の将軍 徳川慶喜

この小説は、余りにも面白く1行1行がとても深い小説。そのせいか、読むときは一気に読めるが、仕事とか忙しくって頭が回らなくなると、読みたくなくなって、何度も挫折してしまった。

司馬遼太郎がこの徳川慶喜について書かれた本だが、どこまで真実なのかは別にして、この明治維新の最大の功労者である徳川慶喜が何故、大政奉還をしたか、そして大阪城から逃げ出したのか、とても納得できる小説になっている。これまで幕末の本を何冊か読んだが、新撰組の本を読んでも、それは客観的な話でしかなく、そこであった事情と言うのは見えてはこない。
やはりこの水戸に生まれたと言うのがどれだけ深いのか、わかないようで、よくわかる。先日の韓国大統領の天皇謝罪と言う発言だけ見ても、この現代の教育において、天皇については憲法で象徴でしか教育を受けてないが、これだけ反韓感情が生まれてしまう。そう考えてみると、慶喜が、子供からの教育によって朝敵になるのをどれだけ恐れたがよくわかる。
この革命時に、幕府についてもたないとわかっていて、将軍になる。これをどのようにして、歴史を動かしていくかと策をねる。
大阪城から逃げ出すとき、容保と定敬を人質のような形で連れ出した事になっているが、本当は、もう少し深い意味があるような気もするが、今になってもわからない事なのでしょう。
こうして読んでみると、明治維新と言う革命は、なるようにしてなったとしか思えない。こんな偶然が1つ1つ重なって、革命は起きてしまう。

慶喜が、長州は敵ではく無邪気だった。薩摩だけは、死ぬまで許さなかったような事が書かれていた。それは、明治維新が今でも続いているのは、東北新幹線や、砺波藩を見ればわかる事。そして、歴代総理が、どれだけ東北から出ているかも。

この本を読んでしまうと、やはり松平容保と、篤姫の事が気になってしまう。そして、歴史は、大久保利道と岩倉具視と言う人物はどのように評価されているんだろう。少なくても、今の教育では、慶喜より大久保利道と岩倉具視と言う人物のほうが、してきた事が正しいと教わったような気がする。これも明治革命なのか。

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