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2012年8月

2012年8月30日 (木)

パラリンピック

今朝の朝日新聞のHPで「戦乱を、病魔を、恐怖を超えて パラリンピックに集う」とあった。一瞬、戦乱の意味がよくわからなかったが、日本にいるからだと思った。先天性の問題や病気や事故で、障害者になってしまったほかに、戦乱で障害者になった人が世界にたくさんいるということ。

帰って、NHKを見ていたらパラリンピック開会式のダイジェストをやっていた。エリザベス女王が入場してから、国旗掲揚までたったままでいるのも、圧倒的な存在感でただただ、頭の下がる思いです。ちょっと残念なのが、やはりオリンピックと違って、有名な歌手などが出てこないのがちょっと残念だった。それでも、ホーキング博士からの宇宙をテーマに開会式を演出するのは、感動した。

そして、選手の笑顔を見ると、誰か健常者で誰が障害者なのかわからなくなる。

パラリンピック

2012年8月27日 (月)

映画:ヒミズ

園子温監督の「ヒミズ」を見た。あの「冷たい熱帯魚」の衝撃はなかった。
この映画は、貸しボート屋に住んでいる家庭崩壊している中学生を中心に話が進んでいく。よくある話と言えば、よくある話なんだけど、普通の生活がしたいと言う中学生。その彼に恋心を寄せる女子中学生。こちらの家庭のほうが、異常である。どんな家庭でも、色んな問題があるし、それしかしらいから、何が普通で何が普通じゃないかわからないと思う。
この映画、撮影中か企画段階で震災があったようで、無理に震災を話の中に埋め込もうとしているのが、ちょっと違和感を感じる。しかし、震災の話を入れる事によって、600万円の意味もわかってくる。配役が主役の2人以外は、比較的「冷たい熱帯魚」に主演していた人なんで、この男、どっかで豹変するんじゃないか?と先入観で見てしまう。それを違う意味で裏切ってくれるのか、園子温の意図なのかと思ったりもする。
映画は、個人的には「冷たい熱帯魚」ほどではないけど、やはり現代の日本映画の監督としてはすごいと思う。伏線の貼り方、先の読めない展開。それに、今までにない映画のような気がする。

2012年8月26日 (日)

映画:ビューティフル

全く、予備知識なしで見た。この映画が、あの「バベル」や「21g」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の映画だと、見終わってから知った。過去の「バベル」や「21g」のように、いくつかの話が最後に結び付いて行くのとは違って、ストレートに話は進んでいく。
主人公の男が、余命二ヶ月と宣告され残りの日を必死に生きていくという、よくある話だけど、監督は、この主人公の男にこれでもかというくらい、裏切っていく。父子家庭で、子供が2人いて、妻はアル中で躁鬱。自分が、亡くなったあと、子供はどうなってしまうのかという中で、話が進んでいく。
やはり「ノーカントリー」で助演アカデミー賞を受賞しただある、ハビエル・バルデムの演技は素晴しい。そして、細かい演出、映像でこの映画に深みを与えていく。シリアスに大量の砂糖を食べながら、想像させながら子供に食べせるシーンなんかみてると涙がでてる。この時の子供の顔が不満ではなく、嬉しそうにして食べる。どんなに貧しくても、子供がこうして笑顔でいれる家庭をつくる、父親をみてるだけでもこのウルバスという人間が、どれだけ人間として素晴らしいかわかる。
ただ、中国人のエピソードにしても、彼のすることは裏切られていく。自分が見たことない、父親に対して、ウルバスは、本当に愛していたんだということが、この映画で淡々と見せて行ってくれる。そして、その気持ちをたぶん、指を娘にあげることによって、忘れてないで欲しいと思ったんじゃないかな?そのウルバスが、そう思っていたご褒美に、神は、夢か幻覚で父親と一緒にいることをみせてくれたんじゃないかな?
人間って、辛いことや悲しいことがあると自殺をしてしまうことがある。けど、病気などになると、死にたくなくなる。生に対しての意味がわかりはじめる。

美術:東山魁夷展

この東山魁夷展は、道立近代美術館開館35周年、北海道新聞創刊70周年、北海道文化放送開局40周年記念と言う事もあり、全国から作品を集めて展示している。なにより、東山魁夷の代表作の東京近代美術館所蔵の「道」まで展示されている事だけでも、かなりの準備を行ったのではないかと思う。
正直なところ、東山魁夷の作品は、同じような作品が多く、数十年前に長野の東山魁夷美術館に行ったときのあまりに単調な作品ばかり落胆は大きかったので、そんなに期待せず見に行った。
しかし、この手の展示会の割に初期の作品が少ないとは思ったが、全国の美術館の他に企業やたぶん個人蔵含めかなり良い絵がきていたのには驚いた。まずテツゲン蔵の「郷愁」は、よくある風景だし、これと言って特徴のないどこにでもあるような風景の絵なんだけど「道」に繋がっていく凄いいい絵だと思った。東山らしい、ボワーっとした感じで東山ブルーと言うのか、その青をうまく使って書いている。それと北沢美術館蔵の「白夜」は構図がめちゃくちゃいい。山並みが真ん中で低くなっていて、それが海か湖に写りこんでいて、その真ん中に浮世絵のように大胆に木が描いてある。今回の展覧会では、1番すばらしい構図だと思う。フィヨルドを描いた、でっかい作品も、東山魁夷が描くと、なんか崇高な情景になってくる。このあとに小さい作品だけど、然別湖を描いた特別出展の作品があったが、小さい作品だが、山の木々の色がいい色出ていて、いい。個人的に、東山魁夷を見直したのは、新宮殿の下絵だったか?海の絵を俯瞰で描いている絵がよかった。東山魁夷の得意とする青と緑を使わず、日本独自の大和絵のような絵で、俯瞰のあの構図が見事。こうして、東山魁夷の絵を見ていると、自分達のよく知ってる、青と緑の絵ではなく、合間合間に、実験的な作品を描いてるのには、衝撃的だった。独自のスタイルを確立しつつも、新たな境地を見つけようとするあたり。

この展覧会は、かなり良いと思うので、時間のある人はぜひ見に行かれたほうがいいと思う。

2012年8月23日 (木)

美術:アルテピアッツァ美唄

数年ぶりにアルテピアッツァ美唄に行ってきた。
たぶん、十年くらい前にここで安田侃展を見に行って以来だったと思う。時間も遅かったせいもあって、全部は見て回れなかったかったが、30分くらい見てきた。幼稚園の校舎の2階部分が、ギャラリーになっていたので、そこも見てきた。入場は基本的に無料とのことだけど、寄付をお願いしていたけど、なにせお財布を忘れてきたので、申し訳ないけど、タダで見せてもらった。やはり、初期の安田氏の作品はいいです。特に廊下にあった卵の作品は、いいです。それと、入ってすぐにある部屋にある、角柱のような作品もよかった。ここの美術館にしても、安田氏の作品は、かなり見てきてるつもりだったけど、この作品は初めてみた。
屋外の作品は、周辺というか裏山に数点展示されているようだけど、グラウンドあたりには、特に新しい作品もなかったが、十数年前から何も変わらない。それだけ手入れが行き届いているということなんでしょうね。
ちょっと気になったんだけど、駐車場に車を止めると、旧体育館の裏側から入ることになってしまう。せっかく、道路から赤い道を通ってキモンを通って体育館と大理石の舞台に向かう道があるのに、それをうまく使えてないのがちょっと残念かな。あれだけいいロケーションなんで、ディズニーランドの舞浜駅からのワクワク感をうまく見せてほしい。

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2012年8月22日 (水)

ちょっと・・・

先日、話題になっている高倉健が映画のPRもあって、某テレビ番組で出演していた。その番組で司会者とその出演しているとある人物が「健さん」と呼んでいたのに、ちょっと違和感を感じた。親しみをもって、健さんと言っているのはわかるけど、少なくて高倉さんと言うべきじゃないのかな?と思う。それなりの役者仲間とかでしたら、健さんでもいいと思うんだけど、日本の代表する高倉健だよ。

テレビに出ていた高倉健を見るとすっかり昔のような厳しさがなくなっていた。そして、あのもの凄いオーラが無くなっていたような気がした。親しみやすい俳優になってきたのね。

2012年8月16日 (木)

マウント SONY NEX-5Nにコンタレックス

SONY NEX-5Nにコンタレックスのマウントを取付けてコンタレックスI型のレンズ、プラナー50mmF2銀鏡胴と取りつけてみた。パソコンで見ると、どのくらいの描写力があるのかわからない。ちゃんとした写真をアップして見たいが、あまりにも高級なレンズなので、持ち歩くのもちょっと怖い。

マウント

2012年8月15日 (水)

映画:岳

長澤まさみの映画を久しぶりに見た。これだけ可愛いと、女優としてどうつかっていいのかわからないんじゃないかな?とも思う。
正直、なかなか面白かった。まずは、撮影が大変だったと思うが、リアリティがあったということ。雪山のシーンもなかなかなものでした。さすがに雪崩や特撮は、そこまでの技術がついてきてないせいもあって、映像は下手だったけど、それでも出来る限り、特撮を使わないで撮影しようとしただけの映像がある。
2時間ある話も、ほとんど退屈することもなく、見入ってしまうが、エピソードの入れ方がちょっと下手で、話が「ん~~」と思ってしまうことが何箇所かあったのが残念。主役の小栗旬は、あってるといえばあってるような気もするけど、普段あのような演技をしないので、ちょっと違和感があったといえばあったけど、小栗旬と思わなければ、なんともなく映画に入り込めた。
ただ、この映画、時間が?って思ってしまうとこが何箇所もあった。現実に、そんなに早くたどり着けるのか?と思ってしまう。それは、誰も思うんじゃないかな?
あと、三歩の父親のエピソードも入れ込むと話に深みが出たんじゃないかな?そうで無ければ、久美の父親と、隊長のエピソードにするとか・・・。あと、最後に隊長も救助にいくとかして、多重に複雑な話にもっていくとと思ってしまう。
なかなか、よかったので、2作目もつくってほしい映画です。

2012年8月14日 (火)

今日のニュース

天皇訪韓には「謝罪が必要」。
このニュースを読んだとき、嘘だと思った。いくらなんでも、これは行き過ぎだろうと思う。ここまで、侮辱されると、さすがに韓国という国を疑ってしまう。竹島に行く切り札だけでよかったろうに。正直、国交断絶しても構わないと思う。歴代の韓国大統領は、ここまで言わなかっただろう。日本の政治が弱体化しているせいなのか、それとも今の韓国の大統領が暴走してしまっているのか・・・。どうであれ、行き過ぎ。超えてはならない一線を超えてしまったと思う。
どこまで、この国は、お人好しなんだろうか・・・。
野田政権、そして民主党。ここで、支持率をあげるチャンスだと思う。いや、ほかの政党も、真剣にこの問題を考えてほしい。

なぜ、マスコミはこのニュースを大きく取り上げないのだろうか・・・。宮内庁あたりから、何か言われているのだろうか。

奈良県東吉野村の遭難

なんか気になって色々調べていたら、このあたりって幕末の天誅組が関わった地域なんですね。吉村虎太郎と言う土佐の脱藩浪士が、起こした攘夷の話。司馬遼太郎の街道をゆくの十津川街道でも、このへんを触れるけど、あまり記憶になかった。たった、38人に挙兵し歴史の名を残し、こうして明治維新の1つの歯車になり歴史を変えた人達が、どのようにして行動していったか、興味がある。いつか、このあたりの事が書かれて本でも読んでみようと思う。
お昼のニュースで無事が確認されたようで、本当によかった。お盆だから先祖に連れていかれそうになったのか・・・。

オリンピック

ロンドンオリンピックが終った。柔道が予想外にメダルがとれず、その他の競技で予想外のメダルがとれて、過去最多とメダル数になったらしい。
柔道では、指導者の篠原氏のバッシングが大きいらしいが、篠原氏の指導が悪かったせいではないでしょう。それだけ世界の柔道が先をいって研究をされているだけの事。それが、負けたからって、指導者がたたかれるのはどうかと思う。たしかに、お家芸でもある柔道だし、日本の指導者が世界に負けたのは、それだけ足りなかったのかも知れない。そうやって、たたいた選手が、指導者を変えずにメダルをとった選手だっているのは現実。
負けても、勝っても、久しぶりに感動させてられたのは事実。1人1人にドラマがあって、それに関わった人にもドラマがある。そんで、選手以上、悲しんだ人も喜んだ人もいると思う。
4年に1回の、オリンピック感動しました。

余談ですけど、個人的には女子ウェイトリフティングの日本の女子選手は勝っても負けても、とてもいい表情で、それだけ見ていても感動したし、嬉しかった。

あと、情熱大陸で紹介されていた黒須成美に、頭が下がるおもい。メダル候補と言えるような状況でない中、しかも韓国のコーチにお世話になりながらもオリンピクに出場すると言う、微妙な環境であんな大きな番組に出演をした彼女には、本当にすごい人だと思う。結果34位と結果。それでも、テレビ放映もないまま終ってしまった近代五種と言う競技があると言うことを、教えてくれ、黒須成美には感謝したいです。どんな結果でもあっても、世界で34番目に凄いのはたしかなんだし。やっぱり、すごいよ。

2012年8月13日 (月)

ラーメン:純連(じゅんれん)

数年ぶりに札幌で一番有名なラーメン屋の「純連」に行ってきた。15時くらいに行ったにもかかわらず、20人くらいの人が並んでいたのにはびっくり。たぶん、40分以上待ったと思う。
数年前に、食べにきたとき、生姜の味の分量を間違えたのか、えらい生姜の味がした。久しぶりの純連は、以前と同じこってりした味で、麺にほどよくからみつくスープが、とても美味しい。スープも以前のように生姜の味もせず、複雑な味が昔の純連のまま。しかし、今の自分は年齢のせいもあってか、胃にもたれてしまった(苦笑)。
こうして、久しぶりに純連のラーメンを食べると、ここ最近のラーメン屋さんは、ここのラーメンを手本にしようとしてるような感じがする。けど、やはりこの味にたどりつくには難しんでしょうね。

ラーメン

2012年8月12日 (日)

美術:ユーモアのすすめ 福田繁雄大回顧展

世界的に有名な日本のグラフィックデザイナー福田繁雄の回顧展を見てきた。
先日の田中一光の本にも福田繁雄の事が書かれていて、モナリザの作品に関わったような記述があった。そのモナリザ作品が入ってすぐにあった。パソコンを使ってデジタル処理をすれば、かなり簡単な作業をあえてアナログで手作業での作品を見ていると、やはり何か暖かさを感じる。こう見て行くと、福田繁雄の作品は、パソコンなどを使用せず、殆どは手作業で作っていったのでは無いかと思える。一貫して、この人の作品は、形を単純化し、そしてメッセージ性の強い作品をつくっていっている。その中に、この展覧会の題名にあるようにちょっとしたユーモアを入れている。
福田繁雄の作品の初期から多くの色を使わず、数色で形を構成している。しかも、この使っている「色」が原色ではなく、中間色と言うのか、微妙な色のせいもあって、当時の印刷技術では、出せなかった感じがする。あの代表作のワルシャワ戦勝30周年記念国際ポスターコンクールグランプリでの「VICTORY」あたりから、彼の目指していた「色」が出せてきたような気がする。
たくぎんのマークや札幌オリンピック冬季大会参加メダルなど札幌にもなじみの深い人だったんですね。たくぎんのマークは、今見ても、青地に白い木のようなマークはバランスがとれていて、うまいなーと思う。
あの有名なバイクの作品ですけど、あれを廃材を使わなかったと言うのも、福田繁雄らしく、そしてそのせいで、作品が陳腐にならずにすんでいる。と言うより、1つのすばらし作品になっている。

最後に、死ぬ間際まで東京都の何かデザインを考えていたようだけど、やはりあのスケッチから、どのようにイメージを膨らまして作品になっていくのか見てみたい。


余談ですけど、子供が好きだった福田繁雄だったし、かなり子供もきていたので、できれば子供も楽しめるようなイベントと言うか、体験できるようなスペースがあっても良かった気がする。例えば、作品をぐるぐる回して見ると、何が見えるかな?でもいいし、映像を使ってでもいいし、何か子供が、もっともっと興味がもてる体感できるようなものを取り入れてほしかった。
福田繁雄と田中一光のあの微笑んでいる顔見ていると、そう思った・・・。

2012年8月10日 (金)

接待

取引先の社長に焼肉のお声をかけてもらったので、仕事を早く切り上げ行ってきた。
ここ最近、色々あったようで、ご苦労さん会をかねての焼肉だったのようで、後半、今後の会社について社長が色々話をしはじめた。話を聞いていると、よくわかるけど、今の若い人には、なかなか理解しきれないんだろうなと思う。たぶん、時代が違うんでしょう。

うちの会社もそうだけど、給料をあげるから、仕事を頑張れとか、仕事を頑張ったから給料をあげると行っても、モチベーションをあげようとしない。たぶん、そうゆう人達の世代は、不遇な時期からバブルで給料があがった世代だと思う。頑張ったら、それなりの結果が出る。しかし、今の会社は頑張っても評価してくれない。もちろん、それににあった昇級や、ボーナスも出ない。維持しているのが精一杯になってしまっている。
なんか、このさきに、どうなるんだろう・・・。

接待

2012年8月 9日 (木)

一周忌

大好きな上司が亡くなって、今日で1年。何度も何度も会社をやめようと思った。それでも、なんとか1年がんばれた。あと、どのくらい頑張れるのだろう。

上司が担当していた会社を数社引き継いだが、どれだけ大変だったかよくわかる。そして、どれだけ取引先から愛されたのかわかる。なんで、この会社に人生を捧げたのか、未だに自分にはわからない。

今朝、そんな会社が朝礼を行って、1分間の黙祷をした。黙祷をしているあいだ、いろんなことを思い出した。入社間もないころに行ったハワイのこと。政治家のパーティに一緒に行ったときに交わした言葉。一緒に仕事で行った帰りにソフトクリームを食べたこと。毎日、毎日、ため息をついていて、イライラしてしまっていたこと。病院に行った時に、無理して一緒にご飯を食べたこと・・・。一分の中で、とめどなくいろんなことを思い出された。

まだ、実感できない・・・。

一周忌

2012年8月 8日 (水)

本:デザインの仕事机から

田中一光の書いた本。父親が、読んでみろと言うので、読んでみた。
改めて、田中一光の仕事がどのような物で、どのような物を残したのかと見てみると、当時のデザイナーの中ではずば抜けたセンスを持っていた人だと思う。セゾングループの広告やデザインにしても、今でも全く古さを感じないし、それでおいて、セゾングループと言う、1企業を広告だけで、ものすごい高みに押し上げた気がする。無印良品もそう。今でも、無印良品は、この人のデザインと、イメージを保ったままでいるせいもあって、何かとても品のある企業に感じる。
父親が、若い頃、デザイナーになろうと思って勉強していたが、田中一光のポスターを見て諦めたと話をしてくれた、そのポスターのデザインを見ても、とにかくこの発想力は、凄いの一言でしょう。写楽の浮世絵を現代的にデフォルメしたポスターにしても、当時してしまうのは御見事。
なんだろう、人間の発想力は絶対に偏ってしまうと思う。写真なら写真。書体なら書体。そして、自分の好きな方向に偏っていくと思うけど、この田中一光って言う人は、あらゆる素材を自由に素材としてあつかっているのが天才なんでしょう。
この本の中くらいから、美術の事、現代のデザインの事などが書かれているけど、とても納得できる事を書いている。そして、その着眼点は、自分が納得できると思う事ばかり。
最後の章は、自分が係ったデザイナーについて書かれているんだけど、何か遺書のように感じてしまって、泣けてきてしまう。これから日本を背負っていくデザイナーに頼むよって言ってるような感じがする。

この本を読んでいると、これからの日本のデザインを心配する気持ちと、これからのデザインは、次の世代がちゃんと背負ってくれると言う、田中一光と言う人の人間の暖かみを感じる。この先、これだけ凄いデザイナーが現れるのだろうか・・・。

そして、今私たちの「日本」と言う国をデザインした田中一光と言う巨人に感謝したいと思った。

2012年8月 1日 (水)

七夕

とある駅で電車を待っている間七夕の願いを見ていた。こうして見ている、子供って色んな願い事してるんだなと思った。まあ、こうゆうのを見ると言う事は、なんか面白いのがないかと思って見ているのもある。ありました。
「しゅくだいがはやくおわりますよーに」。本人の努力次第じゃん(笑)。いいね、こうゆうの。
「担任が本当の正体を現しますように」。なんじゃこりゃ?どんな先生なんだ?どう見ても、小学生の字だから、下系ではなさそうだけど、これはかなり気になるところ。しかも、こんな事を七夕で願いをするのも笑える。
それと、ちょっと上が切れてしまっているけど「北高に行けまよーに」。ん〜〜方言?札幌で1番2番の高校、これじゃちょっと難しくないか?

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