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2012年6月29日 (金)

本:流星のワゴン

初めて、重松清の本を読んでみた。正直、このような現実離れしている題材の本は、あまり好きではないので、最後まで読めるかかなり不安だった。
この小説、何もかもイヤになった男が、数年前に事故でなくなった親子の幽霊?と、人生の中のターニングポントに連れて行ってくれると言う話。生きていると、人生の中ではそんな事は山ほどある。出会いや別れに生と死。色んな事があるだろう。しかし、普段何気に生きていると「今」がターニングポイントなんかわからない。あまりにもありきたりな日常が、実を言うと、人生を大きく変えてしまう日だったりする。それを教えてくれる本。そして、未来は、どこからでもやり直せると言う事を教えてくれる本でもある。
ただ、この本、死んだ親子の絆が、何かが足りない。本当の父親ではないと言う設定もわかるが、なんでそこまで成仏させようとするのかが、死んだ事のない自分にはわからない。母親との関係も、もっと衝撃的でもよかったように感じる。どうしても、この主人公の男と父親の話だから仕方ないのかも知れないけど、このへんのバランスはなかなか良かったので残念な気がする。
納得できないのは、この男の妻でしょうか?なんかもう少し重い理由がほしかった。たった、それだけでそんな風になると言うのはどうも納得できない。であれば、もっと非情であったもよかったかな。

これだけ厚い本なので、なんか感動がほしかったんだけど、それはなかったかな。特に、泣けるようなとこもなかったけど、なかなかよかったです。

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