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2012年6月 5日 (火)

本:新選組始末記

子母澤寛の「新選組始末記」を読み終えた。かなり古い小説なんで、読みづらいかと思っていたけど、思った以上に読みやすかったが、昔の資料をそのまま添付していて、訳してる訳ではないので、そのへんは難しい。
この小説は、近藤勇を中心に、新撰組のことを書いてある。というよりは、新撰組を中心として、そのまわりでおきていたことが書かれているような気がする。特に、新撰組が成立する以前の策士清河八郎のことなど、かなり細かくかかれている。こうゆう、関わった人間達から新撰組とはなんだったのか?という小説というよりは、書かれた当時、まだ関係者が何人も生きていて、取材したものを集め、中立にかかれた歴史書のような感じがする。なので、近藤勇以外は、全く名前はでてくるが、土方も沖田もどんな人間だったのかはこの本を読んでも全くわからない。
現在、この子母澤寛がこの小説で集めた資料が現在どのくらい残っているんだろう。それにしても、当時よく小説内に書かれている細かい資料をよく集めたと思う。
この小説で、新撰組のイメージを作ったというだけあるけど、これだけ調べ上げていると、この本が新撰組研究の基礎になるのもうなずける。
この小説を読んでも、あったことを客観的に書いているので、近藤勇がどうしてあのように投降したのかが、何か見えない。

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