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2012年6月11日 (月)

本:裸で生きる2

マザーハウス代表取締役の山口絵里子の二冊目の本。裸で生きる1と2は、丁度「情熱大陸」を前と後して、書かれている。情熱大陸と言うメディア後、マザーハウスがどのように変わった。そして、その後のバングラデッシュでの事と、ネパールでの新たな挑戦が書かれている。
この本を、読むと心が痛くなる。純粋に発展途上国の事を、真剣に考えていているのに、人はどうして、こうも裏切ってしまうのかと悲しくなる。こんなに、国や人の事を考えているのにと思ってしまう。この、人と人とが希薄になっている世の中で、人種や民族性、言葉や生活も違う人を信じて裏切られて。それでも、人を信じようとする山口絵里子と言う人には、ただただ頭が下がる。人間って何んだろうと真剣に向き合いたくなる。けど、彼らも生きる為に必死なんだろうなと思う。
嫌いな人は、相手にも伝わる。けど、山口絵里子は、全身でどんな人でも信じて見ようと思う。命の危険性もあるにも関わらず。あんなに、深く深く、考えると、精神も壊れてくると思う。それに裏切られて。それでも、最後の最後まで人を信じようとする。よく、廃人にならないと思ってしまう。
情熱大陸の撮影時の事が書かれていた。私たち、見てる側は、山口絵里子の可愛い笑顔しか見ていない。しかしカメラの回ってない時に、どれだけ泣いていたのか。それは、そうでしょう。

この本を読んでいると、如何に日本が何も不自由のない国だと思う。それは、世界報道写真展を見てもわかるけど、貧困、戦争、差別など、色んな問題がある。明日生きる事ですら大変な人もどれだけいるのかと。たった、1つの政策を間違えただけで、何万人の人が死んでしまったり。
日本は、どこかで道を間違えた気がする。お金がなくても、目が輝いている人がいる国もある。

社長失格って書いてあるけど、社長の「let's keep walking」を見て、社員が、この人に付いて行こうと考えると思う。それは、日本でもバングラディシュやネパールでも。こんな、素晴らしい人がいたら、誰でも付いていきたくなる。と言うか、この人の為に、自分の人生をと考えるのではないかと思う。すばらし社員に囲まれている。

最後に「let's keep walking」と書いてある。この言葉を読んだあと、ただただ涙があふれてきた。どんな事があっても、歩き続ける。


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