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2012年4月17日 (火)

本:私の行き方考え方

松下幸之助の自伝小説。丁稚奉公に出てから戦前までの松下電器がどのように大きくなっていったか書かれている。この本の題名のとおり、生き方ではなく行き方。それは、この本を読んでいてよくわかる。松下幸之助が、経営の神様といわれた所以は、強い信念を持って強い松下哲学をもって生きているということがわかる。人の話を聞くということの大切さを教えてくれる。そして、その人の立場で物事を考えて、結論を出す。そして、社員のことを本当に大切に思っているのがわかる。こんな会社の経営をしていたら、社員はついてくると思う。いい会社には、いい社員が集まってくる。そして、まわりもいい人が集まってくる。とても、社員と会社を愛していたと思う。そして、エンドユーザーの立場で物をつくっていた。
子供が亡くなったことについても、こんなことがあったという程度で終わっている。けど、どれだけ辛かったか、はかりしれなかったと思う。

この本を読んでいると、松下幸之助は、戦前と戦時中、そして戦後、どのようにして松下電器をこの恐ろしい時代を乗り越えてきたのか、そして松下幸之助は、この時代をどう見ていたのか知りたくなる。
今のこの先の見えない時代、松下幸之助だと、社員をどのようにして育てていき、企業をどのように舵取りしていくんだろうと思う。

この先、10年後、20年後、この混沌とした時代を神のような手腕で企業を大きくしていった人の本が出てくるのかも知れない。そんなすごい経営者がこの時代どのくらいいるのかな?

バブルがはじけて、松下電器も傾き始めた頃、中村邦夫が社長になったとき、色んなビジネス誌などに登場して、松下電器の抱えている問題をあからさまに語り、そして見事松下を復活させ、そして静かに身をひいた。すごい人だなと思った。やはり、松下幸之助のDNAが何人かの社員にちゃんと引き継がれていて、これだけのマンモス企業の舵取りを見事にやってのける。

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