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2012年4月

2012年4月29日 (日)

美術:型絵染人間国宝 芹沢銈介展

連休なんの予定もないので、ネットで色々調べていたら、旭川美術館で芹沢銈介展が行われているというので、見てきた。以前から、芹沢銈介を一度はまとまって見てみたいと思っていて、東京に行く度に無理して静岡まで見に行こうかと思っていたほど。旭川までなら安いもんです。

芹沢銈介の作品を見て誰が見ても思うのは、まずは日本人の伝統的な図案を見事に芹沢銈介の図案にしていると思う。それが、本当に完成されていると思う。特に50年から60年代の作品は、あらゆる面で完成されていると思う。この人の、構成力、発想力、色彩力は、神がかりの才能でしょう。まずは、図案。文字しても紐にしても野菜にしても、何でもないものでも見事な図案にしてしまうのは、ただただすごい。そして色彩力。たとえば葉っぱに多色を入れてもぜんぜん違和感なく、葉っぱとして認識できるのは、やはり色彩力とそのデザイン性でしょう。そして、それらを1つの作品にくみ上げる、構成力。絵でいうと構図。1つの作品にあれだけの図案を埋め込んでも、絶妙なバランスで落ち着いている。正直、芹沢銈介の1つ1つ作品を研究してみたくなるくらいに、1つ1つ作品から学ぶことが多い。いろは歌をデザインしている作品なんか、あえて文字を逆にして型に埋め込んでいたりする。窯場の作品にしても、いろは歌にしても、失敗すると、すごい陳腐な作品になってしまうけど、それを見事に1つのデザインにしてしまうのが見事。よく、廃品を利用して作品にしている人がいるけど、子供の自由研究とそんなに変らない。失敗すると、こんな感じになってしまうと思う。この構成力は、本当に天才。

この人は型染めという仕事をしたけど、写真家でも成功したと思う。剃刀の刃のような構図で風景でも何でも切り取ったと思う。デザイナーでも、すごい才能を発揮しただろうな。

旭川美術館

鉄道少年団

鉄道少年団
ボーッと外を眺めていたら、鉄道少年団なる者からアナウンスがあった。なんでも、ゴミ集めらしい。
彼らはJRが、鉄道好きな子供を募集したのな?それとも、鉄道好きな部活動の中でそうなったのかな?興味深いもんだ。

旭川

旭川
なんか、気持ちを入れ替えたくて、旭川の美術館までJRで行く事にした。高速料金をかけて行くより、往復券を使ったらめちゃくちゃ安い。

中原悌二郎記念 旭川彫刻美術館

旭川駅が新しくなったので、探索していたら、現在旭川市彫刻美術館が改修中のせいか、駅にこんなのがあった。このあと、常設されるかわからないけど、こんないいものを駅の中に設置しているのは、素晴らしい。スペースは広いけど、そんなに点数はない。それでも、代表作なども展示してあるのは、嬉しいところ。
こうして何度も何度も中原悌二郎の作品を見てきたけど、まだ中原悌二郎の本当の凄さを理解できていない。それとも、見慣れてしまったのかな?芥川龍之介が『この中原氏のブロンズの「若者」に惚れる者はないか。この若者はまだ生きているぞ』と言ったくらいの作品を。こう考えると、芥川龍之介が、どれだけ感性が豊かだったんだろうと思う。

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2012年4月27日 (金)

MS-06S ZAKU2

ゴールデンウィークなんも予定がないので、ヨドバシカメラに寄ってプラモデルを買ってきた。プラモデルって、考えてみると、ジグソーパズルと同じで作っている間は楽しいんだけど、作り終わるとこれまた置場に困る。以前にガンプラを作ったら、なんと8時間は軽くかかってしまった。これで、8時間も時間がつぶせると思ったけど、家に帰ってみると全く作る気にならない。無駄な買い物をしてしまった。

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2012年4月19日 (木)

会社辞めよう

この数週間、色々考えた。会社を辞めようと思う。もう、どうにもならないところまできてしまっている。ほんとすごい考えた。結局は、自分が悪いと思うし、今の会社にいてよくなるとも思わないし、いなくなったほうが、会社もいいと思う。あとは、いつ退職届けを出すか。今かかえてる仕事が終わった時点で出そうと思う。
それまで、何をするか考えよう。いま、考えているのは半年くらい何でもいいからアルバイトしながら建築模型の通信講座と、実用的な何か資格をとろうかなと思っている。
いまさら、美術のほうに進むことはできないだろうから、できることなら何でもいいから「物づくり」をしてみたいかな。

2012年4月17日 (火)

本:私の行き方考え方

松下幸之助の自伝小説。丁稚奉公に出てから戦前までの松下電器がどのように大きくなっていったか書かれている。この本の題名のとおり、生き方ではなく行き方。それは、この本を読んでいてよくわかる。松下幸之助が、経営の神様といわれた所以は、強い信念を持って強い松下哲学をもって生きているということがわかる。人の話を聞くということの大切さを教えてくれる。そして、その人の立場で物事を考えて、結論を出す。そして、社員のことを本当に大切に思っているのがわかる。こんな会社の経営をしていたら、社員はついてくると思う。いい会社には、いい社員が集まってくる。そして、まわりもいい人が集まってくる。とても、社員と会社を愛していたと思う。そして、エンドユーザーの立場で物をつくっていた。
子供が亡くなったことについても、こんなことがあったという程度で終わっている。けど、どれだけ辛かったか、はかりしれなかったと思う。

この本を読んでいると、松下幸之助は、戦前と戦時中、そして戦後、どのようにして松下電器をこの恐ろしい時代を乗り越えてきたのか、そして松下幸之助は、この時代をどう見ていたのか知りたくなる。
今のこの先の見えない時代、松下幸之助だと、社員をどのようにして育てていき、企業をどのように舵取りしていくんだろうと思う。

この先、10年後、20年後、この混沌とした時代を神のような手腕で企業を大きくしていった人の本が出てくるのかも知れない。そんなすごい経営者がこの時代どのくらいいるのかな?

バブルがはじけて、松下電器も傾き始めた頃、中村邦夫が社長になったとき、色んなビジネス誌などに登場して、松下電器の抱えている問題をあからさまに語り、そして見事松下を復活させ、そして静かに身をひいた。すごい人だなと思った。やはり、松下幸之助のDNAが何人かの社員にちゃんと引き継がれていて、これだけのマンモス企業の舵取りを見事にやってのける。

2012年4月15日 (日)

美術:北海道近代美術館の名品100 part1

なんか、ストレスで押しつぶされそうになるんで、気分転換に散歩がてら近代美術館まで行ってきた。現在やっている企画展ではんく、開館35周年ということで、近代美術館の名品を展示しているということで見てきた。

まずは、山口蓬春の作品が2点。屏風は、円熟期に描かれたものだけど、そうでもなかったが、向日葵はいい。とても実験的な絵画で、平面的というか絵画的というか、それでおいてデザイン的な要素もある。たぶん、構図には、かなり時間をかけたんじゃないかと思う。

正直、北海道の美術館ということあり、ゆかりの作品を収集するのは使命なんでしょうけど、それにしても、知らない名前が多いことに驚いた。木田金次郎、田辺三重松、中村善策のほかに、院展で活躍した片岡球子、菊川多賀、福井爽人などなど有名どこは知ってるけど、こんなにいたものかと思った。しかし、これだけの名の知れた画家が北海道とかかわりがあるというのは、うれしいところでもある。

この展覧会で見ごたえのあるのは、片岡球子の面構えシリーズと、岩橋英遠の「道産子追憶之巻」でしょう。個人的にちょっと驚いたのは、横山大観と下村観山の作品があったこと。そして、どこの美術館でもこの2人の作品があると、下村観山の作品がいいと思ってしまうが、ここの大観の作品は、小品だけどいい。朦朧体をとてもうまく生かして、竹林にいる仙人?が同じような作品の観山の作品よりいい。

あと、彫刻は中原悌二郎、荻原守衛、佐藤忠良の代表作があるので、すごいすごいと思った。

近代美術館のコレクションは、やはりガラスなんでしょう。ガレからラリック、岩田藤七、藤田k橋平から近代のガラス工芸家までそろっている。しかし、ガラスにはあまり興味がないと技法がさっぱりわからないので、そんなに見ていて、すごいと思える作品はなかった。けど、ラリックは箱根のラリック美術館でも思ったけど、ぜんぜん古さを感じない。ラリックのデザインセンスは、ずば抜けて完成されている。とにかく、現代でも通用する斬新さがある。

浮世絵は、高橋コレクションからの展示。こうして、企業が個人が寄贈されて、有数な美術館になっていってほしいものです。

美術館

2012年4月14日 (土)

映画:蛇にピアス

なんで、この映画を借りたのかよくわからないけど、借りてみた。
原作は、この作品で芥川賞を受賞した金原ひとみで、監督がなんと蜷川幸雄で、主演が 吉高由里子という、豪華な作品。しかし、この原作、グロイと聞いていたし、どこまで吉高由里子が演技しているのかと気になるとこ。
正直、役者が訳になりきれないで映画を撮っていった感じかなというのが正直な感想。吉高由里子も、部分的にはルイになりきっているんだけど、やはり演技に迷いがある感じがした。回りを固めるアマ役もシバ役も、物足りない。特に、シバは、この映画ではアマより重要な役まわりなはずだけど、あまりにも淡々としすぎていて、もどかしくなる。もう少し、ルイに対しての愛情を言葉で表現していってほしかった感じがする。吉高由里子は、それにしても、いくらこの原作に感銘を受けたからといってここまでしちゃうの?って思った。それはただただ、すごいの一言。けど、彼女のテレビで見る彼女自身とはまったく違うルイを演じるには、ちょっと早かった気がする。
この映画、最後の最後まで見ないとなんでこの原作を蜷川幸雄が監督したんだろうと思ってしまうくらい、途中までなんじゃこれと思ってしまう。終わり方が中途半端といえば中途半端なんだけど、個人的には、この終わり方好き。うまいと思った。

2012年4月13日 (金)

ジャズのCD

先日、読んでから聞けジャズの名盤100という本を買ってきて、ジャズのCDを数枚買ってみた。買うのは、まずはアマゾンなんだけど、名盤なのに、なかなか手に入らなくなっているCDもある。しかし、ジャズのアルバムは、数パターンあって、買ってから聞きながら色々調べてみると、別バージョンのほうが音がいいとか書いてある。
ジャズのCDを調べていると、なんでここまで録音状態については、色々書かれているのには驚く。たしかに、マイケルジャクソンのアルバムあたりの録音状態は、すごいと思うけど、何十年も前に録音されたものだから、悪いだろうと思って買うけど、名盤といわれているアルバムは、かなり音がいい。もちろんブルーノートのようなレーベルのこだわりもあるんでしょうけど。

さて、100枚いつになったらそろうでしょう。

2012年4月12日 (木)

タクシーって

先日、地下鉄がなくなって4キロくらい歩いた。寒かったので、タクシーに乗るか考えたけど、1500円がもったいないと思い、歩いた。自給、700円くらいの世の中で、1500円といえば、2時間の労働力。4キロなら1時間くらい歩けばつく。そう考えると、700円ならいいのかなと思うガソリンだけで考えると、1リットルで150円くらいで、10キロ走るとすれば4キロだと70円くらい。タクシーって、呼ぶとその分割り増しとられるけど、その分確実に客をつかめることができるんだから、逆に割引できないのかと思う。基本的に、タクシーって無駄に走る時間をなくすようにすれば、その分、安くできないかと思ってしまう。10分でつくように網羅できるようにすればいいんじゃないかなと思う。現実、札幌駅とかススキノ以外での乗車率ってどのくらいなんだろう?タクシーを乗り回してるような人なんかそうはいないでしょう。
あっ、寝坊した。タクシーで行かないと!と思うのではなく、先にタクシーを呼んでおけばという環境にすればいいと思う。そうゆう環境にタクシ業界ががんばれば、運賃も少しは安くならないかな?なんて思って歩いて帰った。

2012年4月 9日 (月)

レンタルビデオ屋で

昨晩、眠れなくって、iPhoneに入っている曲を眺めていたら、矢井田瞳の曲のnothingと言う大好きな曲を久しぶりに聞いて、やっぱりいいなと思い何回も聞きながら寝た。
会社帰り何となくレンタルに行って、ビデオを数本選んでいたら、矢井田瞳のアルバムでもないかなと思い、ビデオコーナーから、CDのあるほうに向って歩き出したら、とても可愛いコと、目が合ってビクッとしてしまった。すれ違って矢井田瞳のアルバムを見たら、真横に、その子がきて、めちゃくちゃドキドキした。
このとき、ふと先日、取引先の人と話をしていた事を思い出した。街でとても素敵なコが歩いてきても、何かしなければ、何も始まらないですよねと言う話になった。けど、時代が時代だから、変質者扱いですね。と話が終わった。
もちろん、声なんかかけられなかったんですけどね。

お土産

お土産
昨年、韓国旅行に連れて行ってもらった取引先の社長に、お土産を持って行った。お土産と言っても、東京なんで羽田で東京バナナ以外は札幌でも手に入るんじゃないかと思うくらいで、いつも買わないでいたけど、余りにもお世話になっているんで、上野にある有名な珈琲屋さんの豆を買ってきた。
そしたら、逆にお土産をもらってしまった。しかも、如何にも高そうな海苔。仁川空港で、スーパーで日本円で300円らいのものが、1000円近くで売っていたから、3000円くらいするのかな。ほんと、申し訳ない。

2012年4月 8日 (日)

何ができて何ができないんだろう

何ができて何ができないんだろう
この二週間、色々あった。人生って楽しい事なんかなくて、辛い事の連続で、助けてくれる人なんかいないんだなと思った。辛くても、周りは重しを乗せてくる。心が折れるギリギリの中で毎日戦っているだけ。
これから、何ができて、何ができないんだろうと考えてしまう。誰の為に生きている訳でもないし、誰かに必要とされている訳でもないし。

2012年4月 6日 (金)

美術:ボストン美術館展

出張ついでに「ボストン美術館展」を見てきた。
まずは、平櫛田中の岡倉天心像が迎えてくれる。田中の作品を見るだけでも、嫌でも期待は高まる。田中の作品を見ていると、彫刻と言う存在をとてもよく教えてくれると思う。この天心像を顔を見るだけでも、天心の厳しそうな性格までよく出ていると思う。それに、釣り竿がこの像に見事なバランスを見せてくれる。
狩野芳崖の江流百里図あたりの作品を見ていると、やっぱりうまいと思う。どうしても、狩野芳崖と言えば、悲母観音が代表作だけど、悲母観音がなくても、これだけの絵を描いているのだから、もっともっと評価されてもいい気がする。第一章の仏画は、本当に暗くてよくわからなかったけど、普賢菩薩像は、なかなかすごい作品と思った。

快慶の作品まで、所蔵しているというのは、ボストン美術館の目の確かさがわかる。この快慶の作品を見ると、やはり他の仏師に比べて、繊細でずば抜けていたのがわかる。運慶快慶は、やはり日本の仏師の中では、桁違いだったんでしょう。

吉備大臣入唐絵巻は、絵としてはそんなに凄いと思わなかったけど、超能力で空を飛んだり、物語の発想力がすごい。日本がこの時代にこれだけのことをしていたと思うと、本当にすごい。今回の展覧会の目玉はやはり「平治物語絵巻 三条殿夜討巻」でしょう。この絵巻の凄さは、これだけの群衆を見事に治めきってる構図でしょう。弓や長刀などが、とても効果的に描かれている。これを、映像化したくなるくらい、見事。

若冲の作品は、小品だけど、若冲が自信あっての作品でしょう。白い絵の具で描き切ってしまうのは、実験的でもあり、それでおいて、デザイン的。何をやっても成功してしまう画家でしょう。幻の国宝といわれている尾形光琳の絵は、凄い絵だと思うんだけど、何かもう1つほしい機がする。宗達を意識しすぎたと思う。この作品、宗達の作品と並べて展示していたら、面白かったと思う。長谷川等伯まであった。等伯の作品はかなり残っているけど、それでも、これだけ大きな作品まで流失しているのは、ちょっと残念。けど、こうして流失していなければ、残ってなかったでしょう。

曽我蕭白の絵をこれだけの数を見たのは始めて。今の漫画でいうと初めて劇画を見た感じでしょうか。蕭白の絵は、自分の絵の技術に自信があったから、一見手を抜いたような絵を描いたんじゃないかと思う。というより、どんな状態からでも絵にしてしまったという感じ。龍の作品は、ただただ圧倒される。これが、すべてそろっていて、襖として機能していたときの部屋に入ったらどんな感じだったのだろう・・・。

これだけの作品を見せてくれるのは、本当にうれしい。この展覧会を見るだけでも日本美術史がわかってくるというもの。国立博物館が2つある感じ。

2012年4月 4日 (水)

蕎麦:虎ノ門砂場

仕事で虎ノ門まできて、帰りに小腹が空いたので上司が、このへんいうまい蕎麦屋でもないか?と言うので、数年前に一度行ったけど、そんなに凄く美味しかったと言う記憶がない。けど、このとき、このへんのそば屋を4件くらいはしごした。
さて、ここの虎ノ門砂場。東京の蕎麦の発祥は、この砂場と言われているよう。三井記念美術館や神田に近い事もあって、室町砂場は数回行った事あるけど、この虎ノ門のあたりは美術館がないので、すっかり行かなくなっていた。
そんなに、記憶にもないので、期待していなかったのですが、ここの蕎麦は美味しいです。ここのタレはかなり寝かせているのか、かなりまろやかな甘みがあって、それでおいて濃い。麺は、並木のような少し柔らかめの麺ですが、この甘くて濃い口のタレに合う。ここの蕎麦屋さん、以前行ったときは気がつかなかったけど、昔ながらの蕎麦屋なので、サイドメニューが充実している。蕎麦屋で一杯です。お店の雰囲気もいいですし、蕎麦も美味しいし満足なお店。

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