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2011年9月11日 (日)

ドラマ:ザ・パシフィック

バンド・オブ・ブラザースの太平洋戦争版のこの映画。日本人としては、かなり複雑な気持ちで見なくてはならないドラマ。バンド・オブ・ブラザースのような、栄光のような戦争ではなく、絶望的な戦争。3人の体験記によってつくられて映画とあって、かなりリアリティがあるドラマではないかと思う。しかし、このドラマ沖縄戦あたりの民間人の扱いに関しては、本当はどうなんだろうと?と思うシーンが何ヶ所かあった。民間人を利用して、あのような行為があったのだろうか・・・。
このドラマ、太平洋戦争がどのように行われていたか?と言うような内容ではなく、兵士の過酷さと戦争の無意味さを伝える映画だと思う。

ものすごくよくできたCGでリアル感を出してくれているんだけど、死体なんかは、CGのせいで悲惨に見えてない。あのまま、動きだしたら、ゾンビ映画になるんだろうなと言う感じ。前半の3巻くらいまでは正直、あまり映画の悲惨さも見えてこなく、圧倒的な映像で見せてくれる。しかし、パジロンの恋愛から、急に話が重みを感じてくる。ここまで、なんだったんだ?と言う感じ。スピルバーグの映画って、あまりにもONとOFFがはっきりしすぎていて、このドラマも、緩急つけすぎていて、緊張するシーンと、まったく緊張しない退屈な無駄なシーンばかりだと思う。しかし、このパジロンの恋愛は、レッキーの恋愛とは違って、全く重みも繋がりもない。

戦争って、どれだけ無意味な物か、本当に見ていて辛くなる。圧倒的な戦力の前に日本人がなす術もなく負けていった戦争かと思っていたんだけど、アメリカ兵があれだけ、苦戦をしいられて、死んでいく。そして、殆ど自殺行為としか思えなく日本兵の突撃。
ドラマを見ていて思ったんだけど、この戦争って、アメリカ兵にとって戦争する意味は、何だろうと思っていたんじゃないかと思う。パールハーバだけで、聞いた事もない島で戦う意味。そして、極限状態。精神が壊れて行くあたりの意味は本当によくわかる。あの状態で正気でいれるのが難しいと思う。何かちょっとした事で、線が切れてしまうと思う。 今、自分達がこうして生きていられるのは、このような人達の生と死の上になりたっていると思うと、本当に辛くなる。戦争の無意味さを感じる。

ただ、できれば、一話、一話完結のようなドラマにしないで、連続的な話にしてほしかったかなと思う。太平洋戦争が、どのような終結していったか。

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