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2011年9月19日 (月)

本:街道を行ゆく 韓のくに紀行

韓国に行くので、少しは韓国の事を知ってから行く方が何かと楽しいかと思って、数年前に買って、途中で挫折した司馬遼太郎の「街道をゆく」を読んでみた。行くのがソウルだけなので、ソウルの事が書いてあるかと思ったら、釜山を中心に南部の話だった。残念かと思って四でいたら、それが古代日本と韓国繋がりから始まって、韓国の歴史的に微妙な外交政策。そして、秀吉の慶長の役、百済と新羅の話で終わる。それが、今まで数冊読んだ、街道をゆくとは違った、司馬遼太郎の素顔が見える作品になっている。
数年前までの日本に対しての反日感情が強かった国だけど、古代の日本と挑戦の関係が、対馬と言う国を通して明治まで微妙な関係を築いていたのは、とても興味深い。中でも、新羅と百済の中での日本の関係は、韓国の教授の気持ちを通して、滅び行く国を日本と言う小さい国が他国の為に兵を送ってほぼ全滅したと言うのは、何か日本人としてうれしくなる。
蒲生氏郷の話しても、どれだけの朝鮮人が日本にきて、どれだけ混血していってるんだろうかと思う。正直、日本人も韓国人も1つの民族のような気がしてくる。
韓国の王は、あくまでも中国の皇帝に対して、龍に対して鳳凰にしたなど、大国の中国に対して、どれだけ外交政策に対して苦労したのか、よくわかる。
学生の頃、秀吉の慶長の役がどのように行ったなどは、殆どふれてなかったが、サヤカと言う武将が3000人もひいきて、朝鮮にはしったと言う話なんか全く知らなかったが、韓国では有名な話らしい。しかもこの話には後日談があって、韓国ではあり得ないくらい出世したとの事。今でも、韓国の地図を見るとサヤカと言う地名がある。
この本で、一番興味深かったのは、やはり百済の事でしょう・・・。百済と言う国を、現代の1人の人間がここまで愛する事ができると言うのも、何かうらやましい。その中で、滅び行く国に大化の改新によってまだ国家として成立したばかりの国に援軍を頼んで、持てるだけの兵力を送ったと言うのは、一歩間違えたら今の日本は無かったのではないかと言うような、博打のような政治判断をしたと言うのは、ただただうれしい。

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