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2011年7月25日 (月)

本:いねむり先生

先日の情熱大陸に出ていた伊集院静の本を読んで見たかったので買ってきた。色川武大と作者が過ごした数年の話。作者は、色川武大をチャーミングと言う。けど、ネットで色川武大の写真を見ると、ただものではない人物だと見てすぐわかる。どれだけ、人に愛されたんだろうと思う。どんな人でも、愛するより愛されるほうが難しい。この主人公の2人とも、心に大きな傷があって、だからわかり合えたんだろうと思う。自分も今までの人生の中で、どうしょうもなく堕ちた事があるけど、さすがにサブローが堕ちたところまでは堕ちなかった。そこまで、人を愛していなかったのかもしれない。色川武大は、何故、そこまでサブローの事を気にかけたんだろうと思う。黒鉄ヒロシは何故、サブローに色川武大にそこまでして会わせたいと思ったのだろう・・・。
テレビで見た伊集院静とは違って、この本はとても優しい文章だった。色川武大と出会って、競輪を見る旅の話で、最後は、色川武大が死んでしまうまでとはわかっているけど、ぐいぐいと引き込まれていった。人を愛したぶんだけ人に愛されるんだろうと思う。そして、自分が犠牲になっても愛する事なんだろうと思う。人に出会い、人に救われる。
サブローのすごいと言うか、当たり前の事なんだろうけど、誰かに教えてくれた事、自分が気になった事、それを今でも続けて、気にしていると言う事。相手には気づかれないように、最大限気をつかう。今の若い子にはできないだろうと思う。伊集院静は、テレビで空気を読む事について語っていたけど、色川武大に対してもKにしてもIにしても、それは驚くくらい気をつかっている。この頃の伊集院静と言う人が、どのくらい名の知れた人だったのかかよくわからない。夏目雅子の旦那様だったという事くらいしかしらない。男がみても、魅力的な人。
自分は誰かに必要とされているのだろうか?誰か、死んだら泣いてくれるのかなと思う。

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