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2011年6月15日 (水)

映画:星まもる犬

名寄の原野で、白骨化した遺体が発見され、本の世界だけで生きている公務員が、身元探しに向かう。家族がいて、子供がいて捨て犬を飼っているごく普通の家庭が、小泉政権後の日本の景気の後退によって、職を失い、離婚し、その妻と子に会いに向かうが、結局会うのをやめて、途方にくれて最後は、名寄で死んでしまうと言う、悲しい話。ロードムービーでしょう。
動物系のよくある映画かと思っていたが、この映画、今の世の中を静かに批判している。そして、この2人が片や公務員で、片や鉄工所のおやじ。時間をわかるように、新聞の見出しを見せて、この話を「今」としている。その新聞の見出しがすべて政治になっている事によって、この映画は今の政治のありかたを痛烈に批判しているように思う。
この映画、名寄からなんで、その身元を探したくなったのかと言う気持ちが、説明が弱い。車で東京まで行くのか?普通の人間なら飛行機と電車を利用しないか?もう少し、車で行かなくちゃならない理由をはっきりしてほしかったかな。それと、あの子供は必要あったの?親子との再生と言いたいんでしょうけど、もっと悲惨な状況とか悲しい過去でもあった方がよかったと思う。母親の再婚相手の父親とうまくいってない。東京にオーディションを受けにきてる。帰るお金がない?中で、たまたま旭川ナンバーの車を見つけたから、帰り送ってもらうため?なんか、よくわからん。
どこかで、錯覚をおこしてか、追いかけていって民宿にたどり着くのも、いらなかったでしょう?それなら、もっと他に偶然性を考えてほしい。やはりリアルに欠けてしまうと、どんなにいい映画も、醒めてしまう。西田敏行の場面はリアルなんだけど、玉山鉄二の場面はリアルじゃないところが多すぎる。元々、西田敏行の話をつくりたくって、ただのロードムービーではありきたりなんで、玉山鉄二は、それを見せ方を変える為に無理につけた感じがする。できれば、何故名寄なのか?とか、もう少し意味があってもよかったような気がする。なんで、奥津京介なのか?

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