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2011年6月28日 (火)

本:鬼の跫音

やっと、最近古本屋で道尾秀介の本が出てきた。長編かと思って買ってきたら、これも短編だった。この本「このミステリーがすごい!2009年」で1位になった本らしい。
鈴虫は、道尾秀介らしい、どんでん返しがあって、なかなか面白かった。ただ、ちょっと話に無理があるかなと思う。ラットマンもそうなんだけど、ある瞬間、登場人物の感情や行動が急に見えなくなってしまうと言う手法を使うので、読んでいてやはり不安になる。ケモノなんかは、最後にこんな落ちがあると、本当にやりきれなくなる。そこで終わってもいいのに、あえてもう1つオチをつける。それが、あまりにもその先(未来)を考えると怖くなってしまう。
この手の短編ってある意味どれでも同じようになってしまう傾向になってしまうと思う。先日読んだ、プロムナードあたりも、なんか飽きてきてしまった。けど、この短編は、どれも、違う手法で読んでいても、全く先が読めなくって面白い。ただ、余りにも重い話もあるので、読んだあとどんよりしてしまうことも。最後は、かなり救いようのある話で、なんかほっとした。
どの小説家もそうなんだろうけど、この道尾秀介はかなり頭の中で構成して、無駄な部分や表現方法を、かなりうまく排除している気がする。

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