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2011年3月 9日 (水)

本:さまよう刃

東野圭吾の本は、とても読みやすい。ただ、ここまで長くしなくってもいいんじゃないの?って言うくらい話が長い。けど、なぜか、この長さがあまり気にならないもの、東野圭吾のすごさかな。
正直、この本は、久しぶりに見事に予想を裏切ってくれた。最初に、これほど酷い話はないと言うことから始まって、予想外の方向に進んで行く。最初に、キーになる少年も、期待を裏切ってきれる。普通なら、裁判で少年法と言うものに守られて、どうにもならなくなって行くと思ってしまうけど、まさか、あのように話が進んでとは思わなかった。ペンションの女性の話も、なんで?って思うけど、その前に自然に、どうしてそのような行動をとったか?と何となく納得できる。

この本を読んでいて、子供の頃、父親が、お前が誰かに殺されたら、警察より早く犯人を見つけて、殺してやると言った時に、初めて、父親の愛情を知った事を思い出した。
警官の伏線の張り方は、なかなかよかったんだけど、ラストがあっけなすぎる。ここまで話を引っ張ってくれたんだから、もう少し意外な結末で終わってほしかったかな。どっちみち、明るい話ではないんだから、もっと悲惨な結末でも良かった気がする。白夜行も、ラストの寸前までは面白いんだけど、最後の最後があっけなかった気がする。
毎日のように殺人事件がある世の中。今まで、一度も人を殺したいと思った事がないから、人を殺す気持ちはわからない。この世の中は、被害者より加害者の方が守られている感じはする。けど、この本のような事であれば、絶対に殺すと思う。そう考えた時、自分が好きになった人だったらどうだろうと思ってしまう。

ただ、

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