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2011年2月14日 (月)

本:裸でも生きる

この数年見た情熱大陸の中でも5本の指に入る素晴らしい番組だった、山口絵里子の本。2が出ていたので、1もあるはずと、30分くらい探したらあったので、購入。
どうせ不眠症なんで、眠れないので、夜の10時くらいから読み始めたら、止まらなくなってしまって朝の3時くらいまで一気に読んだ。
子供の頃の話を読み終えたところで、以前に録画してあった、情熱大陸を見た。いつも、どんなに問題があっても素敵な笑顔を絶やさない素敵な子なんで、苦労した事はなんとなくわかるけど、この本を読むと、あまりにも壮絶で、最後に4人だったのが8倍なんですよと言うシーンで号泣してしまった。国際援助って何?って事を教えてくれる。

前半と言うか、この本に書かれている事は、情熱大陸で放映される以前の話。子供の頃に壮絶ないぢめにあった事から綴られている。情熱大陸での笑顔があまりにも素敵なので、この人がどれだけ苦労した事か、あの番組ではよく見えなかった。
とにかく、頑張ってるなんて言ってる自分がとてもじゃないけど、この人に比べたら、あまりにも大した事がなさ過ぎると言う事。この2年、彼女に捨てられ、色んな人に裏切られて、そしてばあちゃんの死。けど、全くこの人に比べたら余りにも全然足りないよ。
国際援助の意味、人を助ける意味。みんな日本に生まれた事の意味。やっぱり、世界を知らなすぎる。そして、なんでこの世に生まれてきたのか?の意味を考えさせられる。バングラディシュの物を買う事によって、ちょっとだけ購入した自分が国際援助したって言う物を作るのではないと言う目的がすごい。原産国に誇りを持って、良い製品をつくる。

どれだけ、信頼していた人に裏切られ、どれだけの涙を流したんだろうと思う。そして、どれだけ絶望の渕を歩き続けたんだろうと思う。この人の凄いのは、そこから。どうしてこうなってしまって、これかどうしていくかと考えて、必ず原点に帰れる事。やっぱり、自分でどんなに努力しても、どうにもならない事はいっぱいあるし、原点なんかに戻る気にもなれない。こんなにも、災難が降り掛かっても、すべて乗り越えて行く生き方は、ただただ頭が下がる。自分が如何にちっぽけな事で、悩んでそれを乗り越える事ができないでいるにのが、恥ずかしく思う。
バングラディシュと言う国で、これだけ裏切られても、バングラディシュと言う国で、何度も何度も立ち上がる姿を読んでいて、何度も泣いてしまった事か・・・。

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