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2010年10月 7日 (木)

映画:沈まぬ太陽

劇場公開で見ようと思っていたけど、見れななかった「沈まぬ太陽」。ここ数年、山崎豊子の作品が、次々とドラマ化されていた中での映画化。
3時間20分くらいある映画だけど、正直長いとは感じなかった。ただ、あれだけの巻数の小説を3時間ちょっとにまとめる事自体、無理があるせいか、ものすごい数の登場人物が出てくるのは仕方ないにしろ、人物がどうも薄っぺらく感じてしまったのが残念。また、確信に迫っていくあたりも、あまり緊張感がないのが残念かな。始まってすぐの、御巣鷹山に墜落したあたりは、もう少し長く見せてくれるか、劇中内に埋め込んでもよかったような気がする。けど、この映画の核になる部分じゃないから、仕方ないのかな。
山崎豊子がどこまで取材して、この小説を書いたかわからないけど、これだけを見てしまったら、日本航空が、酷い会社だとなってしまう。小説家としてのテクニックなのかも知れないけど、完全に善悪にしてしまう手法はどうかと思った。かなり部分がフィクションにしているなら、最後の最後でもいいので良心を出す演出をしてほしかった気がする。
当時かなり賛否両論になるようにしてなったようだけど、山崎豊子も思い切った事をしたと思った。また、この映画どう見ても日本航空の話だけど全日空が撮影に協力していないあたり製作者側なのか、全日空側なのか配慮があったんでしょうね。

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