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2010年2月17日 (水)

本:利休にたずねよ

直木賞受賞の「利休にたずねよ」を読みました。利休切腹の日から、時間がさかのぼっていく話で、桜庭一樹「私の男」のような感じです。秀吉が利休に対して切腹を命じた理由も感情も、この本を読んだ感じでは理解できなかった。それに、利休と言う男が秀吉に対して、あそこまで感情を出すような人なのかなと思った。利休の切腹の日だけは、細かな利休の感情を描かれているけど、その他のエピソードはそこまでは深く描かれてないような気がするのか、最初の利休の感情の表現が自分に衝撃だったせいか、あまり他のエピソードでの利休の感情が読み取れなかったのかも知れない。色んな、エピソードが切腹という形になっていくんでしょうけど、どれも短編集の集まりのようになっているのは読み易いけど、全体像が見えてこなかったのかも。影で見え隠れする石田三成も結局は、何がなんだかわからないし。もう少し小田原征伐のあたりの話もそうですけど、もっと史実を盛り込んでいってくれた方が面白くなった気もするんだけど。それでも茶器に関してはかなり調べたのか、好きなのか細かい名物など書かれていて、現存するものなら見てみたいものです。

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