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2007年11月27日 (火)

燃えよ剣

久しぶりに司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んだ。これで5回目くらい読んでけどこの小説は面白い。結末は解っているのに、土方歳三と言う人間を見事に見せてくれる。自分の信念を貫き、幕府軍として最後の最後まで戦う姿は美しい。子供の頃、戊辰戦争で土方歳三と言う新撰組の副長が函館で死んだと言う話を聞いて、凄い衝撃を受けた。京都で新撰組として人殺しの集団みたいなとこにいて、なんで函館で死んだの?って。
この小説はもちろんかなり脚色されているけど、明治政府を作り上げた名前がでてくる。もちろん、板垣退助とか黒田清隆もそうだんだけど、東郷平八郎あたりがでてくると、時代が変わる時ってこうゆう人が出てくるんだと思った。そう考えてくると池田屋で殺された志士って、大物の中の大物ばかりだったみたいだから、この池田屋の件が無かったら、時代はどんなふうに変わっていったんだろう。司馬遼太郎は、この池田屋があった事によって、明治維新は早くなったと言っている。あの時代、これだけの人間が殺されてながらも、1つの国を変えるような大物がこれだけいたと思うと・・・。
この小説の最後に、中島三郎助と言う人物がでてくる。なんでも浦賀の与力だった人で、幕末、浦賀にペリーがきた時に最初にあった日本人の1人で函館戦争で千代ヶ岡台場で最後まで官軍と戦って亡くなったそうです。榎本武揚が降伏すると言う噂を聞いたと言って五稜郭に戻ってきて、榎本武揚かと思ったら土方だったと話だった。中島三郎助と言う人物、長崎の海軍伝習所の第一期の伝修生として行っている。その同期にあの勝海舟がいて、榎本武揚が1期後輩。この人も、土方歳三と同じく崩れゆく徳川と一緒に最後の最後まで新政府には仕えることなく武士として戦いたかったんでしょう。

最後に土方が函館奪還に向かうところに、司馬遼太郎は
「ただ一騎、歳三だけがゆく。悠々と硝煙のなかを進んでいる。」それを諸隊が追おうとしたが、官軍の壁に押しまくられて一歩も進めない。
と・・・。

この小説を読むとやはり函館に行きたくなる。五稜郭から函館中心街に向かうまっすぐな道のどこかで土方歳三は亡くなっているのは間違いないらしい。1度、五稜郭から歩いてみたいと思う。


071126

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