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2006年12月20日 (水)

映画:千年女優

製作年度 2001年
上映時間 87分
監督 今敏
声の出演 折笠富美子 小山茉美 荘司美代子

数年前まで売っていた「プリミア」という雑誌で、この映画絶賛されていた。時間があったら見に行こうと思っていたんだけど、札幌の上映はあっという間で終わってしまったんで、見過ごしてしまった。先日「パプリカ」を見て、今敏の仕事がすごいので、これは見なくてはと思ってレンタルしてきた。
この作品は、藤原千代子という女優を三流のプロダクションの社長とカメラマンを軸に映画と人生を回想していくという話なんだけど、この映画の脚本がすばらしい。日本のアニメーションでもここまでシナリオが完成されてる作品は数少ないと思う。最後のセリフはお見事としか言いようがない。けど、人間ってそんなもんかもと思ったりする。一生懸命やっている自分はやっぱり魅力的だと思う。
この映画のロケットに乗ってるときの藤原千代子のなんともいえない幸せそうな表情はとても印象に残る。この映画のすべてがあのシーンに凝縮されてると思う。
「パプリカ」と同じで、映像は手抜きがなくとても丁寧につくられている。人が柵を越えた積もっていた雪が落ちたり、浮世絵の中を千代子が馬に乗ってるシーンなどとなかく細かい。たぶん、この映画このまま実写に(できる部分)できると思うくらい構図なども計算してるんじゃないかと思う。かなりカメラの事を意識したんじゃないかな?
とにかく、難解な映画だけどお見事。

★★★★☆

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